慰安婦・・日本軍の強制が???
第2次大戦時の従軍慰安婦に日本軍の強制があったのか、なかったのか。改めて15日付の朝日新聞に記事が載った。記事に載ったのは、先に安倍首相が軍の強制は「なかった」とする見解を述べたことにより、真実はどうなのかということで記事になった。
新聞によれば、この問題をめぐり「東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを、林博史・関東学院大教授(現代史)が確認した。」という書き出しで「(証拠資料は)裁判で証拠として採用されたもので、東大社会科学研究所図書館に所蔵されている。」という。そして記事は「オランダが提出した、ボルネオ島で海軍の情報機関にいた男性軍属に対する46年3月13日付の尋問調書。日本人と親しくしていた地元女性が日本軍に拘束され、警備隊長に平手打ちをされ、裸で立たされる状況に触れて、取調官が追及する。彼女たちを拘束した理由について、男性軍属はこう答えた。『抑留したのは彼らを淫売屋に入れることができるための口実を設けるために警備隊長の命令でなされたのであります。』。そしてされに「46年5月16日付の尋問調書では、ジャワ島の民間抑留者の収容所にいたオランダ人女性が強制的に慰安婦にされたことを証言している。44年1月28日、インドネシア人警察官が彼女を含め計7人の女性や少女を日本軍捕虜収容所事務所に連れて行き、日本人に引き渡した。さらに車で小さな収容所に運ばれた。同年2月3日に医師による健康診断を受けた際、日本人向けの『娼楼(brothel)』で働かされることを知ったという。『労働日には娼楼は日本人将校のために、日曜日午後は日本人下士官のために開かれ、日曜日午前は兵卒等のために保留された。時々一般の日本人が来た。私は常に拒絶したが無駄だった』」となっている。
ドイツのヴァイツゼッカー元大統領は、戦後40年に当たる日に演説を行いその中で「問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし、過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」(ヴァイツゼッカー大統領演説集、永井清彦・編訳、岩波書店、1995年7月26日)と訴えています。
これら資料について「林教授は『これらは各国が作成した公文書であり、判決でも強制したことが事実認定されている。サンフランシスコ平和条約で戦犯裁判を受諾した日本には、これら文書の意味は無視できないだろう』と話している」としている。
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