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党首力と幹事長力????

 選挙に当たって党首力の差が、勝敗を決する大きな要因だと言われている。例えば昨日の麻生首相の夕方の記者会見を見ていると、(自民党・公明党で)過半数を取れなかった場合はと言う記者の質問に対して、色をなして「これから戦うのに何を言っているのだ」と言わんばかりであった。冷静さが欠けるように思われたのである。

 その会見の冒頭では要旨「私の不用意な発言で国民に不信を与え、政治に対する信頼を損なわせた。深く反省している。自民党内の結束の乱れは、私が至らず国民に不信を与えた。心からお詫びを申し上げる。」と述べているので、麻生首相に対する党首力の採点は辛くなるのは致し方ない。

 また昨日、NHKの夜7時のニュースが大幅に延長され、6党の幹事長が出演する時間帯があった。そこで、細田幹事長と岡田幹事長のやり取りを聞いていた。細田幹事長は元気に発言しているのだが、例えば民主党の批判を行っても民主党の岡田幹事長から逆に事実違いを指摘され、それに反批判を加えるような場面がなく、岡田幹事長が非常にどっしりとした安定感を感ずる議論を展開していたことが印象的であった。どちらが与党の幹事長だか分からない感じがした。

 これから、選挙では様々なことが言われると思うが、相手を攻撃するだけでは問題は解決しない。麻生首相が民主党の政策を「ばらまきだ」と批判しているが、「あんたに言われたくないよ」と言う声が民主党の人たちからは聞こえてきそうな気がする。

 積極的な政策論争は大歓迎であるが、ネガティブ・キャンペーンをするときには、ブーメランのように自らの所に帰ってくることを前提にしっかりした根拠をもってやるべきだと考える。

 早速、本日の日経新聞に自民党は民主党との違いをPRするため全面広告を行っていた。その中で昨日のNHKの6党幹事長の中でも出た問題が自民党の広告に出ていた。それは、自民党は「北朝鮮特定貨物検査措置法」の成立を進めているが、民主党は反対したと。昨日の中でも岡田幹事長は審議を進めたいなら麻生首相が衆議院を解散しなければできるのであるから、解散しなければよかった。そのことに触れず反対しているように言うのは間違えていると。これに対する細田幹事長の反批判はなかったのである。幹事長力が試された一幕であった。

 

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